「高校の探究活動ってどのようなことをするの?」
「PBLって何?」

といった、みなさんの疑問に答えます。
県立高校生49グループによる探究活動の発表動画等を
掲載します。ぜひ視聴してください!

お知らせ
2022.12.26
各発表グループの発表動画を掲載しました。
2022.12.23
勝山高校(蒜山校地)の発表は午前の部に変更します。
2022.12.23
本フォーラムは、県が定める感染症防止策を実施して開催します。
2022.12.20
【参加申込みをされた方へ】
  • 〇当日の交通手段について
    なるべく公共の交通機関を御利用ください。
    自家用車で御来場いただく場合は、岡山コンベンションセンターの地下駐車場を御利用いただけますが、駐車場料金は自己負担となります。
  • 〇当日の館内での飲食について
    フォーラムの発表会場となるイベントホールでは、飲食禁止としております。水分補給はロビーでのみ可能です。
2022.12.08
【参加申込みをされた方へ】
フォーラム当日は、午前の部は9:00~9:30、午後の部は13:00~13:30に、1Fイベントホール前で受付をします。

午前の部

ポスターセッション

  • 現代における町内会の現状と課題

    町内会は、地域の情報交換や防災、地域の人々との親睦の深化等の重要な役割を持っている。しかし、近年では加入率の減少、地域全体の高齢化、役員の担い手不足、若者の関心の低下等の問題が出てきている。このような課題を解決するために、岡山市で行われている「電子町内会」等の取り組みや、市役所へのインタビューをもとに、「若者」と「防災」に注目して理想の町内会を提言し、より具体的な町内会の活動方針を立てた。

  • ゴミを拾わないゴミ集め

    私達は、青陵高校周辺や登下校中の道にゴミのポイ捨てが多いことに気づき、ポイ捨てされたゴミを減らすことで環境問題の解決に貢献できないかと考えた。そこで、ゴミの自発的回収を促すアプリを開発した。このアプリはGlideを用いてグーグルマップと連動することで、登録した地域に対して、アプリ利用者から最も近いゴミ箱の場所を表示して経路案内を行うというものである。また、ARの技術を取り入れることも、現在検討している。

  • 声真似の相違 ~機械学習によるスペクトル解析~

    本研究は、声真似は何故似ていると感じるのか、その要素を物理的に解明することだ。先行研究では、音声をスペクトログラム分析し、目視による比較を行っている。私達はそれに加えて、音声を数値化し、ニュートラルネットワークを応用した音声データを深層学習を行い比較する。具体的には、Audacityを用いて録音した音声をスペクトル解析し、MFCC処理により特徴量を抽出する。

  • 芸術の輪を広げよう ~竹喬美術館と図書館で『芸術』を身近なものに!~

    近年、竹喬美術館の入館者数が減少しているとともに画家小野竹喬の知名度も低くなっている。そこで、隣接する市立図書館とのコラボレーションを企画することによって、竹喬美術館のリピーターを増やしていくことを提案する。両館に関連する特典がもらえるスタンプラリーカードの作成や、竹喬の絵の塗り絵と図書館での展示など、図書館を訪れる幅広い年齢層をうまく取り込む形で来館者や竹喬の知名度の向上を図っていく。

  • 真庭の自然を生かした農業開発

    「SDGs未来都市」に選定された真庭市に住み、食農生産科で学ぶ高校生が、豊かな自然と農業の持続的な共生の形を見つけるために、学校の裏山で問題となっていた竹害を解決する方法を模索した。自ら竹を刈り、竹の有効活用について試行錯誤を繰り返していく中で、竹をパウダー化し肥料とすることを構想した。森林研究所木材加工研究室の方に助言を受けながら肥料化し、ハツカダイコンを植えてその効果を検証した。

  • サクラのがんしゅ病対策

    樹齢100年を迎える中庭のソメイヨシノ樹勢回復のため、病気の治療活動を行い、サクラを元気にする取り組みを行った。内容は、病巣の部分を刃物やブラシ等で掃除をし、樹皮を露出したところに、殺菌剤を塗布し、アルミホイルで覆い、テープで固定し、日光を受けないようにするというものである。がんしゅ病は紫外線を受けないことで病気の進行が遅れることがわかっていて、木の勢いで病気に打ち勝つことを見込んだものである。

  • 眠たいけど忙しくて眠れない…そんなあなたへ…睡眠調査隊出動!

    日々忙しい日本人にとって、睡眠の問題は切実である。しかし、メディア等で紹介される「理想の睡眠」の中には、私達の生活習慣からはかけ離れていて実践が難しいものも多い。「今の生活習慣を極力維持しながら、睡眠の効果を向上させたい」という課題を解決するため、私達は、「睡眠の時間と生活習慣及び健康状態」に関するアンケートを、約450人を対象に実施し、その統計データから「よりよい睡眠」について考察し、検証した。

  • ジャイロ効果の検証

    円形のものが回転している時に働くジャイロ効果について、ハンドスピナーを使い調べた。プラスチックの板を円形に加工、その中心にハンドスピナーを固定した実験器具を作成し、ハンドスピナーを回転させた状態で器具が直立していた時間を測定した。その結果、ジャイロ効果の影響が円盤の大きさによって大きく変化することが分かった。

  • 地域と連携・協働した「おもいやりのものづくり」 ~地域の課題解決を目指して~

    私達は、全国的に問題となっている放置竹林に注目し、その課題解決に向けた活動を行っている。私達の強みである「ものづくり」を生かし、伐採された竹資源の有効活用に取り組む。地域と連携・協働した環境改善の活動を通して、「おもいやりのものづくり」で地域の課題解決を目指した。また今年度は地域の力の掘り起こしを行いたい。

  • 井原デニムでPBL ~普通科・地域生活科の取組~

    本校では、地域の特産である井原デニムを教育資源とした学びを「デニム学」と呼び、これを主題としたPBLに取り組んでいる。普通科では、総合的な探究の時間を軸に、自己の在り方・生き方を考える学びを深め、地域生活科では、学校設定科目「地域生活」を軸に、商品開発、地域交流等を通して知識・技術の向上を図る学びを深めている。このように、地域や社会と連携・協働した「デニム学」の取組と今後の方向性について発表する。

  • 多世代交流×林野高校 ~笑顔になろうよ!元気になろうよ~

    新型コロナウイルスと少子高齢化の影響で交流の場が減ってきている中で、私達は地域活性化を目指し、多世代交流できる場を作ることが必要であると考えていた。そのタイミングで、旧豊田小学校の活用を通して地域活性化を模索していた豊田地区自治振興協議会の方々とつながることができた。私達高校生が協議会の方々と数多くの議論を重ね意見を擦り合わせていくことで多世代交流イベントを成功させるまでの取り組みを発表する。

  • 校則の見直しについて

    東京都では、教育委員会からの指針でブラック校則が撤廃されることとなった。しかし、私達生徒会は、自分たちで学校の校則をよりよくするために調査研究をすることにした。興陽高校は専門高校であるため生徒の約半数が就職の道を進む。そのため、採用試験で不利にならない服装・頭髪とはどんなものか知る必要があった。企業に協力をお願いし、企業や生徒からのアンケートの結果や意見をもとに、新しい校則を考えていった過程を発表する。

  • 情報化社会における道徳教育の変化

    中学校での道徳の教科化に伴い、その教育内容はどのように変化しているのかについて関心を持った。そこで、教科化前後の道徳教材を比較・研究し、特に急速に進んでいる社会の情報化との関わり合いの中で、考察を進めてきた。本研究を通して、これからの道徳教育に必要なものを提案したい。

  • 水ロケットにおけるチューブフィンの有用性について

    私達は、日本ではJAXAが窓口になって開催する、水ロケット国際大会に日本代表の中の1チームとして参加した。ロケットの質量のバランスやフィンの形状、タンクに入れる水や空気の量を調整することによって、60m先の目標地点まで、71cmの距離に迫ることができた。そして、オンライン大会の当日は、アジアを中心とした環太平洋地域各国の中高生と交流を深めることができた。

  • 旧吹屋小学校 プロジェクションマッピング

    地域プロモーションのツールとしてプロジェクションマッピングを活用する。外部講師を招いて、その映像表現の意味や重要性について学び、地域に根ざした題材を取材、映像コンテンツを製作した。実践事例として『旧吹屋小学校プロジェクションマッピング』について発表する。

  • 耕作放棄地の利用

    和気町には、現在耕作が行われていない耕作放棄地がたくさんある。そこで、私達は、その一角を借りて、活用方法を模索している。現在の耕作放棄地は、草が生い茂っている状態である。昨年度は畑として活用したが、水やり等の手入れが大変であった。そして、この耕作放棄地をこのまま畑にするのか、お花畑かインスタ映えスポット、それともドックランとして活用するのかを検討している。

  • クルド人の仮想国家を創ろう

    私達の研究テーマは、「クルド人の仮想国家を創ろう」である。クルド人とは国を持たない最大の民族であり、他の国の法を参考にし、その法が作られた背景等を調べた上で、宗教や地理的条件等を考慮して、クルド人が独立して国家を創ったときの最適な法整備を考える。クルド人はイスラム教徒が多いという特徴から、政教分離という点について、またクルド人の間で対立があるということから、平和主義について詳しく考察する。

  • 採光性と目隠しの両立 ~ブラインド・柵の種類と特徴に関する研究~

    「あちてらす倉敷」を訪問した時、伝統文化である倉敷格子の存在を知り、実物を前にして説明を聞き、大変興味を持った。倉敷格子は遮光と目隠し効果に優れた形状であり、これはブラインドや柵の効果に似ていると気づいた。この効果を現代の建築様式に取り入れることは出来ないかと考え、採光性や目隠しを両立できる形状について調べてみることにした。そのために、簡易的な模型を製作し、柵の形状を再現して実験を行った。

  • 競技用モデルロケットのフィンの形状に関する研究

    私達は、全国大会や西日本大会に向けて、火薬のエンジンで打ち上げる高度競技用と滞空競技用のモデルロケットの製作に取り組んでいる。質量を小さく、かつ、重心を前に移動させるため、私達は、フィンを細長い後退翼とする独特の形状で、全国大会第3位入賞を果たした。西日本大会では、両競技とも質量20g以上のレギュレーションがあるが、先端におもりを乗せてクリアすることによって総合1位を獲得した。

  • 瀬戸内市オリジナルSDGsカードゲームの制作と出前授業

    瀬戸内市の持続可能な地域社会づくりを目指し、瀬戸内市役所と環境学習センター「アスエコ」の全面的な協力により、邑久高校生が瀬戸内市の職員の方々から市の課題や総合計画について聞き取り、瀬戸内市版カードゲームを制作し、市内の小中学生に出前授業を行った。小学生とともに考えた市の課題を解決するアイデアは市に提出されている。

  • 吉井川流域の自然資源を活用した観光と教育 ~ビオトープとジオパークの学びを通して考える~

    本校が位置する和気町を含め吉井川流域の市町には豊かな自然とそれを生かした文化・産業・食等がある。このような豊かな自然資源を活用した環境保全学習や地元の地質についての学びを、観光と次世代教育に生かせるか。私達は先輩からビオトープを引き継ぎ、岡山自然保護センターでの研修や露頭観察を通して自然のしくみや環境問題、地球システムについて学び、考察していく。

  • 現代における町内会の現状と課題

    町内会は、地域の情報交換や防災、地域の人々との親睦の深化等の重要な役割を持っている。しかし、近年では加入率の減少、地域全体の高齢化、役員の担い手不足、若者の関心の低下等の問題が出てきている。このような課題を解決するために、岡山市で行われている「電子町内会」等の取り組みや、市役所へのインタビューをもとに、「若者」と「防災」に注目して理想の町内会を提言し、より具体的な町内会の活動方針を立てた。

  • 眠たいけど忙しくて眠れない…そんなあなたへ…睡眠調査隊出動!

    日々忙しい日本人にとって、睡眠の問題は切実である。しかし、メディア等で紹介される「理想の睡眠」の中には、私達の生活習慣からはかけ離れていて実践が難しいものも多い。「今の生活習慣を極力維持しながら、睡眠の効果を向上させたい」という課題を解決するため、私達は、「睡眠の時間と生活習慣及び健康状態」に関するアンケートを、約450人を対象に実施し、その統計データから「よりよい睡眠」について考察し、検証した。

  • 校則の見直しについて

    東京都では、教育委員会からの指針でブラック校則が撤廃されることとなった。しかし、私達生徒会は、自分たちで学校の校則をよりよくするために調査研究をすることにした。興陽高校は専門高校であるため生徒の約半数が就職の道を進む。そのため、採用試験で不利にならない服装・頭髪とはどんなものか知る必要があった。企業に協力をお願いし、企業や生徒からのアンケートの結果や意見をもとに、新しい校則を考えていった過程を発表する。

  • クルド人の仮想国家を創ろう

    私達の研究テーマは、「クルド人の仮想国家を創ろう」である。クルド人とは国を持たない最大の民族であり、他の国の法を参考にし、その法が作られた背景等を調べた上で、宗教や地理的条件等を考慮して、クルド人が独立して国家を創ったときの最適な法整備を考える。クルド人はイスラム教徒が多いという特徴から、政教分離という点について、またクルド人の間で対立があるということから、平和主義について詳しく考察する。

  • ゴミを拾わないゴミ集め

    私達は、青陵高校周辺や登下校中の道にゴミのポイ捨てが多いことに気づき、ポイ捨てされたゴミを減らすことで環境問題の解決に貢献できないかと考えた。そこで、ゴミの自発的回収を促すアプリを開発した。このアプリはGlideを用いてグーグルマップと連動することで、登録した地域に対して、アプリ利用者から最も近いゴミ箱の場所を表示して経路案内を行うというものである。また、ARの技術を取り入れることも、現在検討している。

  • ジャイロ効果の検証

    円形のものが回転している時に働くジャイロ効果について、ハンドスピナーを使い調べた。プラスチックの板を円形に加工、その中心にハンドスピナーを固定した実験器具を作成し、ハンドスピナーを回転させた状態で器具が直立していた時間を測定した。その結果、ジャイロ効果の影響が円盤の大きさによって大きく変化することが分かった。

  • 情報化社会における道徳教育の変化

    中学校での道徳の教科化に伴い、その教育内容はどのように変化しているのかについて関心を持った。そこで、教科化前後の道徳教材を比較・研究し、特に急速に進んでいる社会の情報化との関わり合いの中で、考察を進めてきた。本研究を通して、これからの道徳教育に必要なものを提案したい。

  • 採光性と目隠しの両立 ~ブラインド・柵の種類と特徴に関する研究~

    「あちてらす倉敷」を訪問した時、伝統文化である倉敷格子の存在を知り、実物を前にして説明を聞き、大変興味を持った。倉敷格子は遮光と目隠し効果に優れた形状であり、これはブラインドや柵の効果に似ていると気づいた。この効果を現代の建築様式に取り入れることは出来ないかと考え、採光性や目隠しを両立できる形状について調べてみることにした。そのために、簡易的な模型を製作し、柵の形状を再現して実験を行った。

  • 声真似の相違 ~機械学習によるスペクトル解析~

    本研究は、声真似は何故似ていると感じるのか、その要素を物理的に解明することだ。先行研究では、音声をスペクトログラム分析し、目視による比較を行っている。私達はそれに加えて、音声を数値化し、ニュートラルネットワークを応用した音声データを深層学習を行い比較する。具体的には、Audacityを用いて録音した音声をスペクトル解析し、MFCC処理により特徴量を抽出する。

  • 地域と連携・協働した「おもいやりのものづくり」 ~地域の課題解決を目指して~

    私達は、全国的に問題となっている放置竹林に注目し、その課題解決に向けた活動を行っている。私達の強みである「ものづくり」を生かし、伐採された竹資源の有効活用に取り組む。地域と連携・協働した環境改善の活動を通して、「おもいやりのものづくり」で地域の課題解決を目指した。また今年度は地域の力の掘り起こしを行いたい。

  • 水ロケットにおけるチューブフィンの有用性について

    私達は、日本ではJAXAが窓口になって開催する、水ロケット国際大会に日本代表の中の1チームとして参加した。ロケットの質量のバランスやフィンの形状、タンクに入れる水や空気の量を調整することによって、60m先の目標地点まで、71cmの距離に迫ることができた。そして、オンライン大会の当日は、アジアを中心とした環太平洋地域各国の中高生と交流を深めることができた。

  • 競技用モデルロケットのフィンの形状に関する研究

    私達は、全国大会や西日本大会に向けて、火薬のエンジンで打ち上げる高度競技用と滞空競技用のモデルロケットの製作に取り組んでいる。質量を小さく、かつ、重心を前に移動させるため、私達は、フィンを細長い後退翼とする独特の形状で、全国大会第3位入賞を果たした。西日本大会では、両競技とも質量20g以上のレギュレーションがあるが、先端におもりを乗せてクリアすることによって総合1位を獲得した。

  • 芸術の輪を広げよう ~竹喬美術館と図書館で『芸術』を身近なものに!~

    近年、竹喬美術館の入館者数が減少しているとともに画家小野竹喬の知名度も低くなっている。そこで、隣接する市立図書館とのコラボレーションを企画することによって、竹喬美術館のリピーターを増やしていくことを提案する。両館に関連する特典がもらえるスタンプラリーカードの作成や、竹喬の絵の塗り絵と図書館での展示など、図書館を訪れる幅広い年齢層をうまく取り込む形で来館者や竹喬の知名度の向上を図っていく。

  • 井原デニムでPBL ~普通科・地域生活科の取組~

    本校では、地域の特産である井原デニムを教育資源とした学びを「デニム学」と呼び、これを主題としたPBLに取り組んでいる。普通科では、総合的な探究の時間を軸に、自己の在り方・生き方を考える学びを深め、地域生活科では、学校設定科目「地域生活」を軸に、商品開発、地域交流等を通して知識・技術の向上を図る学びを深めている。このように、地域や社会と連携・協働した「デニム学」の取組と今後の方向性について発表する。

  • 旧吹屋小学校 プロジェクションマッピング

    地域プロモーションのツールとしてプロジェクションマッピングを活用する。外部講師を招いて、その映像表現の意味や重要性について学び、地域に根ざした題材を取材、映像コンテンツを製作した。実践事例として『旧吹屋小学校プロジェクションマッピング』について発表する。

  • 瀬戸内市オリジナルSDGsカードゲームの制作と出前授業

    瀬戸内市の持続可能な地域社会づくりを目指し、瀬戸内市役所と環境学習センター「アスエコ」の全面的な協力により、邑久高校生が瀬戸内市の職員の方々から市の課題や総合計画について聞き取り、瀬戸内市版カードゲームを制作し、市内の小中学生に出前授業を行った。小学生とともに考えた市の課題を解決するアイデアは市に提出されている。

  • 真庭の自然を生かした農業開発

    「SDGs未来都市」に選定された真庭市に住み、食農生産科で学ぶ高校生が、豊かな自然と農業の持続的な共生の形を見つけるために、学校の裏山で問題となっていた竹害を解決する方法を模索した。自ら竹を刈り、竹の有効活用について試行錯誤を繰り返していく中で、竹をパウダー化し肥料とすることを構想した。森林研究所木材加工研究室の方に助言を受けながら肥料化し、ハツカダイコンを植えてその効果を検証した。

  • 多世代交流×林野高校 ~笑顔になろうよ!元気になろうよ~

    新型コロナウイルスと少子高齢化の影響で交流の場が減ってきている中で、私達は地域活性化を目指し、多世代交流できる場を作ることが必要であると考えていた。そのタイミングで、旧豊田小学校の活用を通して地域活性化を模索していた豊田地区自治振興協議会の方々とつながることができた。私達高校生が協議会の方々と数多くの議論を重ね意見を擦り合わせていくことで多世代交流イベントを成功させるまでの取り組みを発表する。

  • 耕作放棄地の利用

    和気町には、現在耕作が行われていない耕作放棄地がたくさんある。そこで、私達は、その一角を借りて、活用方法を模索している。現在の耕作放棄地は、草が生い茂っている状態である。昨年度は畑として活用したが、水やり等の手入れが大変であった。そして、この耕作放棄地をこのまま畑にするのか、お花畑かインスタ映えスポット、それともドックランとして活用するのかを検討している。

  • 吉井川流域の自然資源を活用した観光と教育 ~ビオトープとジオパークの学びを通して考える~

    本校が位置する和気町を含め吉井川流域の市町には豊かな自然とそれを生かした文化・産業・食等がある。このような豊かな自然資源を活用した環境保全学習や地元の地質についての学びを、観光と次世代教育に生かせるか。私達は先輩からビオトープを引き継ぎ、岡山自然保護センターでの研修や露頭観察を通して自然のしくみや環境問題、地球システムについて学び、考察していく。

  • サクラのがんしゅ病対策

    樹齢100年を迎える中庭のソメイヨシノ樹勢回復のため、病気の治療活動を行い、サクラを元気にする取り組みを行った。内容は、病巣の部分を刃物やブラシ等で掃除をし、樹皮を露出したところに、殺菌剤を塗布し、アルミホイルで覆い、テープで固定し、日光を受けないようにするというものである。がんしゅ病は紫外線を受けないことで病気の進行が遅れることがわかっていて、木の勢いで病気に打ち勝つことを見込んだものである。

ステージ発表

  • 企業研究と地域理解を柱としたキャリアコンパス

    2年生が総合的な探究の時間を通じて、多くの高校生が抱える悩みを解決していく。解決策として「企業研究」「地域理解」を柱に据え、企業研究では、経営者や先輩社員等様々な視点による講演会や企業見学等を通じて、職業意識の向上や自己適性の把握に努めた。地域理解では、非営利団体や地元企業が取り組む地域振興を知り、瀬戸内国際芸術祭ボランティアへの参加から地域貢献の在り方や考え方を追究した。

  • ロープ染色機に替わる中白染色法、および染色器具の研究

    通常、ブルーデニムに使用される経糸は「中白」と呼ばれ、糸の中心部が白いままの状態に染められている。一般的にはロープ染色機という大掛かりな機械を用いて染色されるが、その仕組みを解き明かすとともに、実習室で中白染色を再現するためにロープ染色機に替わる小規模の染色器具の開発を試みた。どのようにして糸の周囲だけに染料を付着させるかについての研究結果を発表する。

  • 野球バットのしなりの解析

    私達は、野球のスイングでバットが大きくしなっている画像を見て、物体の硬さとしなりの関係について研究を行った。研究方法は、太さの異なる塩化ビニルパイプの先端と根元に角速度計測器を付け、回転運動をさせる装置を組み立てた。そして回転運動を停止させることで、パイプが半径方向に対して大きくしなる瞬間の2点の角速度を測定した。この結果から2点の角速度の差を算出することで、しなり度合いの大きさを求め比較した。

午後の部

ポスターセッション

  • 真庭市別所小学校区の活性化への取り組みについて

    中山間地域は高齢化が進み、地域の活性化が課題となっている。社会貢献活動で訪れた、真庭市別所小学校区における活動(夜あかりイベントで使う灯籠作り、旧小学校の清掃)を通して、中山間地域の現状や活性化のための取り組みや、さらなる活性化に向けた課題について、私達が学び、考えたことを伝える。

  • 寄りどころ『Verde』 地域連携活動

    奉還町商店街は岡山駅近くにあり、明治維新の後に、武士たちが商売を始めたことで誕生した歴史ある商店街だ。しかし県庁の移転や大型商業施設の建設等により、客足が遠のき、空き店舗やシャッター店舗の割合が増加した。だが近年、若者を中心に創造的活動が行われている。そこで地域の担い手となる若者の活動の拠点となり、地域の人々や若者の第三の居場所となるユースセンターを設計した。

  • 高校生にできること ~公民館コラボ企画を通して~

    子ども達の体験・教育は家庭環境により大きな影響を受けており、その差は広がりつつある。そんな中、誰でも気軽に参加できる『公民館活動』に着目し、高校生の私達が地域の中でできることを企画してきた。3回目となる今回は、小学生向けの「書道講座」である。冬休みの宿題で親子共に苦戦するお習字!私達お助け隊の力で楽しく学ぶことができるのか?!

  • 身近な野菜・果実を原料とした透明な紙の作成とその使用方法についての提案

    近年、環境に配慮した新素材としてナノセルロースが注目されている。中でもセルロースナノファイバーは、天然由来の素材である上に、無色透明という特徴的な性質をもつ紙として、様々な分野で応用研究が行われている。本研究では、身近な野菜・果実を利用し、簡単な方法で作ることができる簡易的なセルロースナノファイバーを作成し、その特徴を活かした製品への使用方法を提案する。

  • 高梁の飲食店を広めよう

    市内の飲食店の利用を促進するために、若者に人気が出そうな料理を提供しているお店を厳選し、地域に紹介するべく訪問・交渉を行った。他の班とも協働し、メニュー入りカプセルトイの2次元コードや割引券を掲載し、色彩にもこだわった店舗紹介パンフレットを作成することができた。

  • 10代の投票率を上げるためには

    矢掛町役場から、若者の選挙投票率アップと期日前投票の方法変更を周知させたいという依頼を受け、○×クイズ動画を作成し、SNSを通じて啓発を行った。しかし、投票率は向上しなかった。そこで、選挙を身近に感じるための取組として、生徒会選挙の、①期日前投票の実施、②政見放送の収録・公開、③投票箱の使用等、選挙管理委員と共に改革を行った。有権者ではない私達が投票率向上に取り組んだことで、新しい気づきがあった。

  • 子どもの貧困の現状と今私達にできること

    私達は大きなテーマとして「貧困・飢餓」について学んでいる。現時点で、困っている家庭や個人への支援をする団体であるこども食堂について詳しく調べており、なじみが無いかもしれないが、現在日本では、7人に1人が貧困という扱いになっている。その問題を解決するため、私達にできることとして、ボランティアに参加した。結論として、私達が積極的に動けば、人のためにできることはたくさんあり、助かる人もいることが分かった。

  • 御津獅子舞 ~地域文化の灯りを受け継ぎ次世代へ~

    獅子舞とは、疫病や災いから人々を守り、地域を支える伝統芸能である。我々が暮らす御津地域にも獅子舞の文化があり、獅子舞保存会の活動も行われている。しかし昨今、この獅子舞が後継者不足の問題に直面している。古くから伝わる大切な文化。この文化の灯りをともし続けるために、岡山御津高校の生徒が自ら考え、アイデアを形にし、普及活動を行った。その成果を報告する。

  • 足元から健康を

    日本の文化を代表する足袋。着物や祭りで履かれてきたこの足袋が、健康面で注目されている。足育からランニングシューズまで、多用されている足袋の効能。地元企業や施設を取材して、足袋が私達の体に及ぼす影響を広く発信したい。

  • たまの魅力化プロジェクト ~「UNO Sea-Side Park プロジェクト」「SETOGEI プロジェクト」~

    地域に学び、地域とつながり、そして地域の魅力を伝えたい。私達地域探究グループは、昨年度から2つのプロジェクト(「UNO Sea-Side Park プロジェクト」、「SETOGEIプロジェクト」)に取り組んできた。地域の課題や魅力を知り、発信することで見えてきたもの、持続可能な社会を目指した取り組みを紹介する。

  • すべての子どもたちに教育を

    本校では、仰高タイム(GT)という総合的な探究の時間を設けている。私達が取り組んでいるテーマは、教育格差の問題である。新見市には複式学級や不登校の問題が存在する一方で、ICTが積極的に教育に活用されており、人口の少ない地域の子どもたちであっても、平等な教育を受けられるように様々な取り組みが行われている。SDGsの4番目の目標「質の高い教育をみんなに」に基づいて、地域のよりよい教育のあり方を考えていく。

  • SDGsカードゲームで、発想をつなげよう。

    様々な団体が作成している「SDGsカードゲーム」を用いて、近隣の小中学校でSDGsに関する授業を行った。また、矢掛町美川公民館と共同で開発した「矢掛町版SDGsカードゲーム」を用いたワークショップや、「矢掛町紹介カルタ」の開発を通じて、地域の魅力や持続可能性を考えるきっかけとなった。さらに、自分たちより若い世代(小学生等)に自分の地域のことを考えるきっかけをもってほしいという思いが強まった。

  • 食品ロス ~もったいないを見直そう~

    私達は、近年世界的な問題になっている「食品ロス」についてSDGsと結びつけ、個人でできることを考えた。そのために、学校内でアンケートを取り、食品ロス削減に取り組んでいる店舗にインタビューをし、食品ロスになりやすい食材を使ったアレンジ料理を考案した。その中で、私達にできることをたくさん見つけ、一人一人の行動が食品ロス削減に貢献できると分かった。多くの人に私達の取り組みを知ってもらいたい。

  • 漫画の種類の違いによるオノマトペの違い

    漫画にはオノマトペが多く使われている。そこで、バトル系漫画と恋愛系漫画に注目し、漫画の種類ごとに使われるオノマトペの種類と量の分析をした。その結果、バトル系漫画では、戦闘中の臨場感をより読者に与えるため、物音や生物・無機物の音等、実際に聞こえてくるオノマトペが多く、恋愛系漫画では、登場人物の心情をより分かりやすく読者に伝えるため、人の心情を表す擬情語が多いことがわかった。

  • 民間初の『倉敷天文台』が、地元倉敷の人にも知られていないことを知り、残念に思う高校生が倉敷天文台の認知度を上げるために取り組んだことの第1弾。

    「観光地図にある『白壁通り』を、『天文台通り』に変えたら“このあたりに天文台がある”というふうに思ってもらえ、倉敷天文台を認知してもらえるのではないか。」という仮説を立て、解決策の一つとして、商業高校生の私達が倉敷天文台で毎週土曜日に行われている「倉敷路地裏マルシェ」に参加した。倉敷天文台に多くの人を呼び込むことを目標としてグループごとに授業で取り組んだことを発表する。

  • 保育園児にイルミネーションをプレゼント

    私たちは地域の困りごとを工業技術で解決する「笠工テクノ工房」という探究活動を行っている。保育園の先生から、園児は冬になると日暮れが早いので、暗い中寂しくお迎えを待っていると聞き、クリスマスイルミネーションを製作することにした。園児と触れ合ったり、保育園の先生と打ち合わせしたりしながら製作したが、点灯式では園児達が喜んでくれて、頑張って良かったと思った。

  • Project蒜香 ~香りの文化を蒜山に~

    「Project蒜香」は、学校設定科目「蒜山」及び「CP」での、地域活性化に向けた本校地の取り組みである。フィールドワークを通したテーマの発見から、提案型インターンシップへ、その中での地域の方々との協働を経た製品化への試行錯誤、そして最大の課題であった「理念と活動の継承」に至るまでの流れについて発表する。

  • 飼料価格高騰の危機への挑戦

    ウクライナ情勢や円安の影響を受け、家畜の飼料価格が高騰し、昨年の倍になろとしている。こうした現状は、食品価格にも大きく影響し、乳製品や卵等の値上がりも続いている。我々は畜産科学科で学ぶ者として、こうした現状を踏まえ、各種方面から飼料価格高騰の危機に対して挑戦を続けてきた。ポスターセッションではこうした我々の取り組みを紹介する。

  • テニスとバドミントンの疲労度の相違

    硬式テニスとバドミントンは、どちらもラケット競技でよく似たスポーツに見える。そこで、この2つのスポーツの疲労度に着目し、どちらの疲労度が高いのか明らかにするために、被験者の安静時の脈拍と、ラリーとノックを行う実験後の脈拍、主観的疲労度(5段階評価)の比較を、テニスとバドミントンで同様に行った。その結果、テニスよりもバドミントンの方がどちらも疲労度が高いことが分かった。

  • “ふるさとリゾート”あば村で非日常体験に満足!

    阿波森林公園内に整備されたグランピング施設「ザランタンあば村」。日本の原風景が残る里山で非日常的な時間を過ごそうと観光客が増加している。私達はこの地の可能性に魅了された。しかし、津山市民の阿波地区の認知度はまだ低い。そこで「ザランタンあば村」や「あば温泉」を舞台に、京阪神地域からの観光客誘致企画を高校生視点で立案し、実現に向けて取り組む。その広報活動を通して、市民の阿波地区の認知度を高めたい。

  • 高梁のお米を広めよう!

    社会情勢や天候の影響で小麦の価格が上がっているというニュースから、自分たちの食事の主食について考え、国内でも自給率の高い米に注目し、改めて魅力を発信することはできないかと研究を進めた。実際に米の種まきに参加したり、農家さんにインタビューしたりしながら理解を深めていき、自分たちが知った情報を多くの人に知ってもらいたいと考え、パンフレットを作成し配布した。

  • 地域をPRするデザイン・映像メディア表現の実践

    社会や地域の中で実際に活用されるデザイン・映像メディア表現の意味や重要性について、地域に密着した具体的な題材を通して学習することで、地元「あさくち」についての理解と想いを深めることになった実践事例①『「あさくちフェア」で使用する販売促進用のぼりデザイン』と、②『あさくち紹介(PR)パラパラアニメ』について発表する。

  • 真庭市別所小学校区の活性化への取り組みについて

    中山間地域は高齢化が進み、地域の活性化が課題となっている。社会貢献活動で訪れた、真庭市別所小学校区における活動(夜あかりイベントで使う灯籠作り、旧小学校の清掃)を通して、中山間地域の現状や活性化のための取り組みや、さらなる活性化に向けた課題について、私達が学び、考えたことを伝える。

  • 子どもの貧困の現状と今私達にできること

    私達は大きなテーマとして「貧困・飢餓」について学んでいる。現時点で、困っている家庭や個人への支援をする団体であるこども食堂について詳しく調べており、なじみが無いかもしれないが、現在日本では、7人に1人が貧困という扱いになっている。その問題を解決するため、私達にできることとして、ボランティアに参加した。結論として、私達が積極的に動けば、人のためにできることはたくさんあり、助かる人もいることが分かった。

  • 食品ロス ~もったいないを見直そう~

    私達は、近年世界的な問題になっている「食品ロス」についてSDGsと結びつけ、個人でできることを考えた。そのために、学校内でアンケートを取り、食品ロス削減に取り組んでいる店舗にインタビューをし、食品ロスになりやすい食材を使ったアレンジ料理を考案した。その中で、私達にできることをたくさん見つけ、一人一人の行動が食品ロス削減に貢献できると分かった。多くの人に私達の取り組みを知ってもらいたい。

  • 飼料価格高騰の危機への挑戦

    ウクライナ情勢や円安の影響を受け、家畜の飼料価格が高騰し、昨年の倍になろとしている。こうした現状は、食品価格にも大きく影響し、乳製品や卵等の値上がりも続いている。我々は畜産科学科で学ぶ者として、こうした現状を踏まえ、各種方面から飼料価格高騰の危機に対して挑戦を続けてきた。ポスターセッションではこうした我々の取り組みを紹介する。

  • 寄りどころ『Verde』 地域連携活動

    奉還町商店街は岡山駅近くにあり、明治維新の後に、武士たちが商売を始めたことで誕生した歴史ある商店街だ。しかし県庁の移転や大型商業施設の建設等により、客足が遠のき、空き店舗やシャッター店舗の割合が増加した。だが近年、若者を中心に創造的活動が行われている。そこで地域の担い手となる若者の活動の拠点となり、地域の人々や若者の第三の居場所となるユースセンターを設計した。

  • 御津獅子舞 ~地域文化の灯りを受け継ぎ次世代へ~

    獅子舞とは、疫病や災いから人々を守り、地域を支える伝統芸能である。我々が暮らす御津地域にも獅子舞の文化があり、獅子舞保存会の活動も行われている。しかし昨今、この獅子舞が後継者不足の問題に直面している。古くから伝わる大切な文化。この文化の灯りをともし続けるために、岡山御津高校の生徒が自ら考え、アイデアを形にし、普及活動を行った。その成果を報告する。

  • 漫画の種類の違いによるオノマトペの違い

    漫画にはオノマトペが多く使われている。そこで、バトル系漫画と恋愛系漫画に注目し、漫画の種類ごとに使われるオノマトペの種類と量の分析をした。その結果、バトル系漫画では、戦闘中の臨場感をより読者に与えるため、物音や生物・無機物の音等、実際に聞こえてくるオノマトペが多く、恋愛系漫画では、登場人物の心情をより分かりやすく読者に伝えるため、人の心情を表す擬情語が多いことがわかった。

  • テニスとバドミントンの疲労度の相違

    硬式テニスとバドミントンは、どちらもラケット競技でよく似たスポーツに見える。そこで、この2つのスポーツの疲労度に着目し、どちらの疲労度が高いのか明らかにするために、被験者の安静時の脈拍と、ラリーとノックを行う実験後の脈拍、主観的疲労度(5段階評価)の比較を、テニスとバドミントンで同様に行った。その結果、テニスよりもバドミントンの方がどちらも疲労度が高いことが分かった。

  • 高校生にできること ~公民館コラボ企画を通して~

    子ども達の体験・教育は家庭環境により大きな影響を受けており、その差は広がりつつある。そんな中、誰でも気軽に参加できる『公民館活動』に着目し、高校生の私達が地域の中でできることを企画してきた。3回目となる今回は、小学生向けの「書道講座」である。冬休みの宿題で親子共に苦戦するお習字!私達お助け隊の力で楽しく学ぶことができるのか?!

  • 足元から健康を

    日本の文化を代表する足袋。着物や祭りで履かれてきたこの足袋が、健康面で注目されている。足育からランニングシューズまで、多用されている足袋の効能。地元企業や施設を取材して、足袋が私達の体に及ぼす影響を広く発信したい。

  • 民間初の『倉敷天文台』が、地元倉敷の人にも知られていないことを知り、残念に思う高校生が倉敷天文台の認知度を上げるために取り組んだことの第1弾。

    「観光地図にある『白壁通り』を、『天文台通り』に変えたら“このあたりに天文台がある”というふうに思ってもらえ、倉敷天文台を認知してもらえるのではないか。」という仮説を立て、解決策の一つとして、商業高校生の私達が倉敷天文台で毎週土曜日に行われている「倉敷路地裏マルシェ」に参加した。倉敷天文台に多くの人を呼び込むことを目標としてグループごとに授業で取り組んだことを発表する。

  • “ふるさとリゾート”あば村で非日常体験に満足!

    阿波森林公園内に整備されたグランピング施設「ザランタンあば村」。日本の原風景が残る里山で非日常的な時間を過ごそうと観光客が増加している。私達はこの地の可能性に魅了された。しかし、津山市民の阿波地区の認知度はまだ低い。そこで「ザランタンあば村」や「あば温泉」を舞台に、京阪神地域からの観光客誘致企画を高校生視点で立案し、実現に向けて取り組む。その広報活動を通して、市民の阿波地区の認知度を高めたい。

  • 身近な野菜・果実を原料とした透明な紙の作成とその使用方法についての提案

    近年、環境に配慮した新素材としてナノセルロースが注目されている。中でもセルロースナノファイバーは、天然由来の素材である上に、無色透明という特徴的な性質をもつ紙として、様々な分野で応用研究が行われている。本研究では、身近な野菜・果実を利用し、簡単な方法で作ることができる簡易的なセルロースナノファイバーを作成し、その特徴を活かした製品への使用方法を提案する。

  • たまの魅力化プロジェクト ~「UNO Sea-Side Park プロジェクト」「SETOGEI プロジェクト」~

    地域に学び、地域とつながり、そして地域の魅力を伝えたい。私達地域探究グループは、昨年度から2つのプロジェクト(「UNO Sea-Side Park プロジェクト」、「SETOGEIプロジェクト」)に取り組んできた。地域の課題や魅力を知り、発信することで見えてきたもの、持続可能な社会を目指した取り組みを紹介する。

  • 保育園児にイルミネーションをプレゼント

    私たちは地域の困りごとを工業技術で解決する「笠工テクノ工房」という探究活動を行っている。保育園の先生から、園児は冬になると日暮れが早いので、暗い中寂しくお迎えを待っていると聞き、クリスマスイルミネーションを製作することにした。園児と触れ合ったり、保育園の先生と打ち合わせしたりしながら製作したが、点灯式では園児達が喜んでくれて、頑張って良かったと思った。

  • 高梁のお米を広めよう!

    社会情勢や天候の影響で小麦の価格が上がっているというニュースから、自分たちの食事の主食について考え、国内でも自給率の高い米に注目し、改めて魅力を発信することはできないかと研究を進めた。実際に米の種まきに参加したり、農家さんにインタビューしたりしながら理解を深めていき、自分たちが知った情報を多くの人に知ってもらいたいと考え、パンフレットを作成し配布した。

  • 高梁の飲食店を広めよう

    市内の飲食店の利用を促進するために、若者に人気が出そうな料理を提供しているお店を厳選し、地域に紹介するべく訪問・交渉を行った。他の班とも協働し、メニュー入りカプセルトイの2次元コードや割引券を掲載し、色彩にもこだわった店舗紹介パンフレットを作成することができた。

  • すべての子どもたちに教育を

    本校では、仰高タイム(GT)という総合的な探究の時間を設けている。私達が取り組んでいるテーマは、教育格差の問題である。新見市には複式学級や不登校の問題が存在する一方で、ICTが積極的に教育に活用されており、人口の少ない地域の子どもたちであっても、平等な教育を受けられるように様々な取り組みが行われている。SDGsの4番目の目標「質の高い教育をみんなに」に基づいて、地域のよりよい教育のあり方を考えていく。

  • Project蒜香 ~香りの文化を蒜山に~

    「Project蒜香」は、学校設定科目「蒜山」及び「CP」での、地域活性化に向けた本校地の取り組みである。フィールドワークを通したテーマの発見から、提案型インターンシップへ、その中での地域の方々との協働を経た製品化への試行錯誤、そして最大の課題であった「理念と活動の継承」に至るまでの流れについて発表する。

  • 地域をPRするデザイン・映像メディア表現の実践

    社会や地域の中で実際に活用されるデザイン・映像メディア表現の意味や重要性について、地域に密着した具体的な題材を通して学習することで、地元「あさくち」についての理解と想いを深めることになった実践事例①『「あさくちフェア」で使用する販売促進用のぼりデザイン』と、②『あさくち紹介(PR)パラパラアニメ』について発表する。

  • 10代の投票率を上げるためには

    矢掛町役場から、若者の選挙投票率アップと期日前投票の方法変更を周知させたいという依頼を受け、○×クイズ動画を作成し、SNSを通じて啓発を行った。しかし、投票率は向上しなかった。そこで、選挙を身近に感じるための取組として、生徒会選挙の、①期日前投票の実施、②政見放送の収録・公開、③投票箱の使用等、選挙管理委員と共に改革を行った。有権者ではない私達が投票率向上に取り組んだことで、新しい気づきがあった。

  • SDGsカードゲームで、発想をつなげよう。

    様々な団体が作成している「SDGsカードゲーム」を用いて、近隣の小中学校でSDGsに関する授業を行った。また、矢掛町美川公民館と共同で開発した「矢掛町版SDGsカードゲーム」を用いたワークショップや、「矢掛町紹介カルタ」の開発を通じて、地域の魅力や持続可能性を考えるきっかけとなった。さらに、自分たちより若い世代(小学生等)に自分の地域のことを考えるきっかけをもってほしいという思いが強まった。

ステージ発表

  • 地域開放型カフェ「エフカ・ド・カフェ」の未来へ

    2013年に食品科学科の有志で発足した、地域開放型カフェの「エフカ・ド・カフェ」は、今年度で活動10年目を迎え、自分達で製造したケーキをカフェで提供することで、より高い品質のケーキを製造する技術を高めてきた。しかし、コロナ禍で3密と飲食を伴う活動は自粛するしかなく、この3年間は、テイクアウトケーキ等の開発で乗り切ってきた。そして今年度、感染症対策を万全にして、カフェ再開への準備を進めている取組を発表する。

  • 知和を笑顔に! ~持続可能な高校生のチカラ~

    高齢化・過疎化が進む県北部の中山間地域等において、地域の抱える課題を解決するために様々な取組がなされている中、高校生のチカラ(斬新な発想、世代間をつなぐ力等)によって、持続可能な地域社会づくりを目指すことに取り組んだ。「医療・福祉」分野では、知和地域に実際に赴いて聞いたことや感じ取ったことから課題を見出し、昨年度の先輩たちの取組を踏まえ、解決策を提案・実践してきた。その成果を発表する。

  • 誰でも“ゆるスポーツ”で健康に!!

    将来、怪我や障がいのために、運動をしたくても行動に起こせなくなってしまうかもしれない。あるいは、健康であっても歳を重ねるごとに運動をする意欲を失ってしまうかもしれない。私達は、そういった人でも楽しめる、かつ簡単に始められる、そして健康に良い運動方法はないかと考え、「ゆるスポーツ」について研究した。また、それを元に、新しいゆるスポーツを作成した。